LowBEAT magazine 最新入荷情報

【ラフに扱える脱力感が魅力のロレックス】タイムレスな洗練されたデザインと実用性が魅力のオイスターパーペチュアル デイト

アンティーク時計専門サイト「LowBEAT Marketplace」には、日々、提携する時計ショップの最新入荷情報が更新されている。
そのなかから編集部が注目するモデルの情報をお届けしよう。


ロレックス
オイスターパーペチュアル デイト
Ref.1500

今回取り上げるのは、1979年から80年頃に製造されたロレックスのオイスターパーペチュアル デイト、Ref.1500だ。

1960年代から80年代初頭にかけて長期にわたり製造された、オイスターパーペチュアル デイト。防水性を備えたオイスターケースと自動巻機構を組み合わせ、実用時計として高い評価を獲得したモデルだ。

やや赤味がかったグレーのサンレイ文字盤に、バトン針とバーインデックスを組み合わせた、上品な仕上がりの1本だ。アンティークと呼ぶにはやや新しい高年式の個体だが、今日までに同社が築き上げ、現在でも現役で採用されている洗練されたデザインであるため、時代を感じさせないスタイリングを楽しめる。

コンディションに注目すると、過度なポリッシュは抑えられており、折地名のシェイプを維持しているものの、キズや打痕が目立つ状態だ。特に、ラグの裏まわりにキズが多いため、気になる人は要チェックのポイントだ。

【写真の時計】ロレックス オイスターパーペチュアル デイト。Ref.1500。SS(34mm径)。自動巻き(Cal.1570)。1979~80年製。89万9800円。取り扱い店/コミット銀座

【画像:文字盤の細部やケース、自動巻きムーヴメントの状態を確認する(全6枚)

同社のカレンダー付きの自動巻き腕時計と言えば、“デイトジャスト”が有名であるが、本作はその系譜に連なりつつも、独自の存在感を放つモデルである。

一見するとほとんど違いが見られないが、最大の相違点はそのサイズ感にある。一般的なメンズのデイトジャスト(Ref.1601など)がケース径36mmであるのに対し、本作は一回り小ぶりな34mm径を採用している点が特徴的だ。コンパクトで腕馴染みが極めて良く、シャツの袖口にもスマートに収まる絶妙なプロポーションが、現代の時計愛好家からも高く評価されている。

ムーヴメントには、同社のロングセラー機でもある自動巻きCal.1570を搭載。整備性も含め、携帯精度や巻き上げ効率、耐久性といったトータルバランスに優れた名機として、同年代のデイトジャストやサブマリーナーなど、多くのモデルに採用されていた。

なお、本個体はリファレンスナンバーが4桁の、いわゆる“4桁モデル”にあたるため、日本ロレックスでのオーバーホールや修理受付は原則終了している。そのため整備や修理は、専門業者や信頼できる時計店で行う必要がある。とは言え、日本には高い技術を持つ修理店が多く存在するため、現在でも十分にメンテナンスが可能である点は安心できるポイントだ。

注意点として、ロレックスのムーヴメントは潤滑油が切れた状態でも動き続けてしまうことが多く、動作不良になってから修理をするとパーツの深刻な摩耗や破損に繋がり、修理費用が高額になるケースもある。長く付き合うためにも、日頃から時計に触れて、時間の進み遅れの確認やローターの異音、リューズ操作の違和感などに注意し、早めのメンテナンスを心掛けたい。

現行ロレックスとはまた違った、実用性を追求したデイリーユースに溶け込むツールとしての魅力を備えるアンティークのオイスターパーペチュアル デイト。日常使いにも向いたアンティークウオッチとして注目したい1本だ。

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文◎LowBEAT編集部/画像◎コミット銀座

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