ドイツ時計の魅力を再考する<ユンハンス>

マイスター テレメーター

マイスター テレメーター

自社の歴史的クロノグラフモデルを復刻。二つのインダイアルとタキテレスケールが装備された凝縮感のある文字盤デザインが独特の機能美を醸している。
■Ref.027 3381 44。SS(40.8㎜径)。30M防水。自動巻き(Cal.L880.3/ETA2892ベース)。40万2840円

 

JUNGHANS

ユンハンス

 

愛好家を虜にする古典顔クロノ


日本では、マック・ビル バイ ユンハンスコレクションの人気が圧倒的に高いユンハンスだが、他方、タイムレスな美しさを継承するマイスターコレクションにも傑作は多い。2014年に同コレクションに追加され、当時、時計ファンの間でもひと際注目を集めたマイスター テレメーターもそのひとつだ。

愛好家の琴線に触れる“古典クロノ顔”となったマイスター テレメーターは、1951年に自社開発した初のクロノグラフムーヴメント、Cal.J88を搭載した歴史的タイムピースの復刻版であり、最も評価すべきはオリジンのもつ“雰囲気”を忠実に再現している点だろう。

同作でJ88ではなく、汎用機をベースにした自動巻きのCal.880.3が採用されており、それに伴いケースが40.8㎜まで大型化されているが、絶妙なレイアウトで文字盤デザインに間延び感はなく、見事に“古典クロノ顔”を生み出した。またインデックスには、経年によって変化したかのようなナチュラルな焼け具合を演出するエイジング加工を施すことで、アンティークモデルの雰囲気も備える。愛好家のツボをしっかりと押さえた仕上がりだ。近年数多くリリースされる復刻モデルのなかでも、抜群の完成度を誇るだろう。

1951年に発表されたマイスター テレメーター

1951年に発表されたマイスター テレメーター。初の自社製クロノグラフムーヴメントを搭載しており、ユンハンスのマイルストーンともなったモデルだ



さらに見た目だけではなく、時計としての完成度も非常に高い。
例えばケース。40.8㎜のサイズに、12.2㎜の厚みは現行クロノグラフのなかでも小振りで、非常に腕なじみが良い。さらに滑らかに動くドレッシーな9連ブレスレットが着用感を向上させている。2カウンター仕様で視認性も高く、スーツからカジュアルまで幅広いスタイルにマッチする仕上がり。価格も約40万円と購入しやすく、これもポイントが高い。

マイスター テレメーターの文字盤
しっかりとインデックスにリーチする針は先端を曲げてさらに視認性と完成度の高さを際立たせている。風防にはドーム型のプレキシガラスを採用するが、特殊コーティングで耐傷性を強化
マイスター テレメーターのブレス
細いラグの間に納まるドレッシーなブレスレットもリーズナブルな価格にもかかわらず丁寧に作られている

 

問い合わせ:ユーロパッション TEL.03-5295-0411 www.europassion.co.jp/junghans

 

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