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【画像】デプスマスター・パックマンのディテールをさらに細かくチェック

【外装について】


 現行のダイバーズウオッチで広く採用されているリューズガードを採用していないのもこだわりのポイント。耐久性や強度を考慮するならばリューズガードを設けたほうが信頼性は高まるのだが、モチーフとなった60年代のデプスマスターに合わせてリューズガードを採用せず、当時の雰囲気やデザインを忠実に再現している。

 写真では確認できないが、リューズと逆側のケースサイドには飽和潜水に対応するヘリウムガスエスケープバルブを装備。これは60年代のオリジナルモデルにはなかった仕様だが、1000m防水のスペックに合わせて機能が追加されたようだ。


 ブレスレットはヘアライン仕上げのコマで、鏡面仕上げされたライスブレスを挟み込んだ仕様。ミドルケースからラグの先端へと連なるフォルムとリンクした造形、仕上げが採用されている。簡易的なピン式ではなく、強度に優れたネジ式でコマを連結しているのも好印象なポイントだ。


 バックルはシンプルなシングルロック仕様。ブレスレットとは逆に両サイドに鏡面仕上げ、中央にヘアライン仕上げを施した簡潔なデザインだが、適度な厚みを備えた堅牢な作りを採用し、しっかりと強度が確保されている。


【問い合わせ先】
エイチエムエスウォッチストア表参道
TEL:03-6438-9321
www.hms-watchstore.com/


 

文◎船平卓馬(編集部)

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