CM05-Salmon_top5

小スライド 日本未上陸ブランド

シチズン・ミヨタの高性能ムーヴメント搭載【“トリプルカレンダームーンフェイズ”ほか8種】フランスの日本未上陸ブランド“アルカンジュ・ウォッチ”に注目

Arcange Watches(アルカンジュ・ウォッチ)は、ヴィルジル・ロベルトロが創設したフランス北部のランスを拠点とする独立系マイクロウオッチブランドである。

Arcange Watches_founder

1930年代の航空史からインスピレーションを得ており、なかでもフランスの航空会社の草分け、アエロポスタルの伝説的パイロット、ジャン・メルモーズ(1920年代〜30年代に活躍したフランス人飛行士)へのオマージュを色濃く打ち出している。

Arcange Watches_history

ヴィルジルが時計製造の世界に足を踏み入れるきっかけとなったのは、実家の屋根裏部屋で69年製のオメガ・シーマスターを発見したことだった。それはかつて祖父が所有していた時計で、クラシックなデザインと背景にある歴史にヴィルジルは魅了された。

Arcange Watches_about

アンティークオブジェに鋭い審美眼を持つ彼は、ヴィンテージウオッチや航空計器の収集を始めた。そうした積み重ねがいつしか自身のウォッチブランドを立ち上げるという挑戦へと昇華し、実際に、所有していたコレクションがデザインのインスピレーション源となったそうだ。

アルカンジュ・ウォッチが目指すのは、ネオヴィンテージの美学を纏った、洗練された、エレガントで、時代を超えて愛されるタイムレスな腕時計の創造である。

すべての時計はフランス北部のランスでデザインされ、組み立てはフランス時計産業の中心地として知られるブザンソンで行われている。今回はアルカンジュ・ウォッチのコレクションから代表的な二つのモデルを紹介する。

【画像14枚】3針とトリカレムーンの8種、“アルカンジュ・ウォッチ”の時計を見比べる


AS01-Polar-GreyArcange Watches(アルカンジュ・ウォッチ)
オートマティック・セクター

オートマティック・セクターは、1940年代のセクターダイアルウォッチからインスピレーションを受けたモデルだ。

文字盤はミッドナイトブルーのインデックス表記、熱処理によるブルースチール仕様のアルファ針を採用し、文字盤との調和を実現。

多層印刷によるインデックスの周囲にはギョーシェ加工風のミニッツトラックを配置し、伝統と現代性を自然に融合させている。

AS01-Polar-Grey_size

ケースは全面的に再設計され、厚さ9.5mmというスリムなプロポーションを実現。リューズは40年代のフランソワ・ボーゲル製ケースに着想を得ており、強化ガスケットシステムを備えることで100m防水を確保している。

ケースサイズは37.2mm、厚さ 9.70mm で、316Lステンレススチール製。内面反射防止コーティング付きのドーム形サファイアクリスタル風防を採用し、クラシックな見た目ながらも実用的な100m防水を確保している。

ムーヴメントはミヨタのハイビート自動巻きキャリバー9039を搭載。複数カラーから選択可なフルグレインカーフレザーベルトまたはCTSラバーベルトが付属する。

6色展開で、レザーベルトの販売価格は約10万2000円、CTSラバーベルトの販売価格は約9万8600円となっている。


CM01-Classic_imageArcange Watches(アルカンジュ・ウォッチ)
セレノグラフ

次に紹介する、セレノグラフは、50年代のアイコニックなトリプルカレンダーウオッチを現代的に解釈したものであり、そのメカニカルでクラシックなデザインがインスピレーションの源となっている。

文字盤のレイアウトは高い視認性でバランスが取れており、CNCによるギョーシェ・ドルジェパターンを表面に施している。

アプライドインデックスとマルチレイヤー印刷の文字と刻印が文字盤に立体感をもたらし、視覚的なコントラストを高めているのも魅力的だ。

CM01-Classic_side

トリプルカレンダー機構を搭載しながら、エレガントなプロポーションと洗練されたプロファイルを保つべく、ケースアーキテクチャは専用設計されている。

316Lステンレススチール製のケースはサイズが小振りな38.5mmで、厚さ11.5mm。風防は内面反射防止コーティング付きのドーム形サファイアクリスタルを採用し、防水性能は50mだ。

ムーヴメントはモディファイしたミヨタの自動巻きキャリバー9015を搭載。5色展開でフルグレインカーフレザーベルト(4色展開)が付属する。

2026年6月初旬時点でクラウドファンディングでの参考価格は、付加価値税別で 535ユーロ(約9万9400円)。納品は2026年10月下旬を予定しているそうだ。

【画像14枚】トリカレムーンの文字盤を拡大、“アルカンジュ・ウォッチ”を別アングルで見る

 

》Arcange Watches(アルカンジュ・ウォッチ)
公式サイト
https://electrawatches.com/


文◎William Hunnicutt
時計ブランド、アクセサリーブランドの輸入代理店を務めるスフィアブランディング代表。インポーターとして独自のセレクトで、ハマる人にはハマるプロダクトを日本に展開するほか、音楽をテーマにしたアパレルブランド、STEREO8のプロデューサーも務める。家ではネコのゴハン担当でもある。

https://www.instagram.com/spherebranding/

 

【そのほかのニュースもチェック!】

■夏仕様の20気圧防水(200m相当)【10万円以下の狙い目“機械式時計”4種】ミヨタ製ムーヴメント搭載、米時計ブランド“ブローバ”新作が先行予約開始

■国産時計“シチズン”新作【“エコ・ドライブ誕生50周年”ブランド横断で全7種】数量限定で発売、“LIGHT in BLACK”コレクションに注目

■カシオ“G-SHOCK”【カモフラ柄で3種、宇宙人みたいなGA-V01新機軸】“Gマーク”をオマージュしたカラフルなオリジナルデザインに注目

次のページへ >

-小スライド, 日本未上陸ブランド
-,

PHP Code Snippets Powered By : XYZScripts.com