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【最後の1本は2万2000円OFF】バルジュー7768搭載した36mm径の小振りなムーンフェイズクロノ|OUTLINEニュース no.123

クロノグラフの名門メーカー、ヴァルジュー製のCal.7768を搭載。顔が描かれたムーンフェイズの月がなんとも郷愁を感じさせる

今回紹介するムーンフェイズクロノグラフ7768は、未使用のデッドストク品として発見された1980年代のスイス製のドレスウオッチを、当時の手巻きムーヴメントとケースについては(もちろんレストアしたうえでだが)そのまま使用し、文字盤デザインだけを1950年代風に作り変えて再生させたリビルドシリーズのひとつである。

このムーンフェイズクロノグラフ7768は、わずか17本だけが再生できた希少品で、ストップウオッチの機能であるクロノグラフに月の満ち欠けを表す月齢表示としてムーンフェイズが付いた高機能手巻きモデルだ。

最大のポイントは大きく二つある。ひとつは1990年代に製造自体がすでに終了しているバルジュー社の手巻きクロノグラフムーヴメント、Cal.7768を搭載している点。

もうひとつは、クロノグラフながらケースが36mm径と小振りなサイズだという点である。現代では、20万円という価格設定でこの大きさのクロノグラフを製品化するのはまず難しいだろう。その意味でも希少だ。

通常定価24万2000円のところを2万2000円引きの22万円に!

5時位置のラグ部分(赤丸)に、肉眼ではあまり目立たないが、小さな傷が確認された。

そんなムーンフェイズクロノグラフ7768もおかげさまで残り1本となった。ただ、その最後の1本が5時位置のラグ部分に小さな傷(上の写真参照)が確認されたのである。そのため今回特別に通常定価24万2000円のところを2万2000円引きの22万円と若干お安く提供させていただきたいと思う。

ぜひご検討いただきたい。

購入はこちら(Watch LIFE NEWSオンラインショップ)
https://shop.powerwatch.jp/webshop/2021/04/17/yk20203-1/

なお、実際にはこれのほかに2本あって、こちらは傷もない新品。そのためこの2本については定価販売となるがオンタイムの銀座ロフト店と渋谷ロフト店で扱っている。実機が見たいという方は、電話で店舗に確認したうえで立ち寄っていただければと思う。

オンタイム銀座ロフト店 TEL.03-3561-0723
オンタイム渋谷ロフト店 TEL.03-5458-3076

[ケース]真鍮(メッキ)ケース×[裏ブタ]ステンレススチール(ケース径36mm、ケース厚12.2mm)。非防水。手巻き(スイス・ヴァルジュー社製 Cal.7768)。限定17本。定価24万2000円

ムーンフェイズクロノグラフ7768については下の以前の記事で詳しく紹介しているのでそちらでチェックしてほしい。
「デッドストックの手巻きムーヴで実現した36mm径の小振りサイズ“ムーンフェイズクロノ”」
https://www.powerwatch.jp/2022/09/10/out_44/

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菊地 吉正 - KIKUCHI Yoshimasa

時計専門誌「パワーウオッチ」を筆頭に「ロービート」、「タイムギア」などの時計雑誌を次々に生み出す。現在、発行人兼総編集長として刊行数は年間20冊以上にのぼる。また、近年では、業界初の時計専門のクラウドファンディングサイト「WATCH Makers」を開設。さらには、アンティークウオッチのテイストを再現した自身の時計ブランド「OUTLINE(アウトライン)」のクリエイティブディレクターとしてオリジナル時計の企画・監修も手がける。
2019年から毎週日曜の朝「総編・菊地吉正のロレックス通信」をYahooニュースに連載中!

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