インタビュー 小スライド 連載記事

高校生でオメガのシーマスターを購入。30歳営業職の時計好きが行き着いた時計ブランドは?【Saeの“みんなどんな時計着けてるの”?】

数年前まで、時計について何も知らなかった私。「時計に何百万もかけるなんて信じられない……」そんなことも思っていました。
しかし、高級時計に携わる仕事を通して(そして、Watch LIFE NEWS編集長菊地さんからの学びを経て笑)時計の奥深さや、それぞれの方が大切に、思いを込めて時計を所有していることを知りました。「トレンドに流されず、自分のスタイルを持ち、次世代へとつないでいくこと」はとても素敵なことです。

この連載企画では、そんな高級時計の世界に興味をもった20代の女性が、素敵な時計を身に着けているおしゃれな人々を紹介します。

本日は不動産売買の営業として働く、根本敬介さんの時計を取り上げます。

根本敬介(Nemoto Keisuke)
1993年生まれ。不動産売買の営業をしており、「趣味みたいなところもある」と語るほどの仕事好き。趣味は不動産投資、株式投資、釣り、キャンプ、サウナと、仕事と両立しながらアクティブな休日過ごす。直近の目標は海の近くで別荘を購入して二拠点生活をすること。

 

さて、そんな根本さんが着けている時計は?

「Breguet(ブレゲ)の マリーンII GMTです」

 

素敵な時計ですね! いつ入手されたのですか?

「2018年です

なぜそのタイミングだったのでしょうか?

「マリーンII GMTが2018年で生産終了になると知ってです。実はこの時計の前にもブレゲの時計(ローズゴールドのクロノグラフモデル)を中古で購入しており、そこからブレゲが好きになりました。
そんななかでブレゲの正規店のスタッフさんとお話をしていたところ、『正規店で購入するとパリにある本店にオーナーの名前を残してもらえる』ということを聞きまして、正規店でももう1本買ってしまいました(笑)

それがこの時計ということですか?

「はい! 今度パリに行った際には本店にもうかがいたいなと思っています」

ブレゲ愛が感じられます。この時計を購入する際、ほかの時計やブランドと迷ったりしましたか?

「いえ、その時はブレゲ一択でした」

それはなぜ?

「元々、服などにお金かけるよりアクセサリーにお金かけるほうが資産になるという考え方があったし、高校生くらいから時計に興味をもっていました。
そこから色々な時計に興味をもち実際に買ったりしたのですが、最終的に世界5大時計ブランドの中で、存在感のあるデザイン性を兼ね備えながら上品な見た目であるブレゲに引かれていきました

もしよければ時計遍歴を教えてください!

「高校2・3年生の時にオメガのシーマスターを買って、そこから時計に興味をもちはじめました

高校生でシーマスター…!

「当時は中古で6万円くらいでした。そして、社会人1年目に学生時代にずっと憧れていたロレックスのサブマリーナーの黒を購入して、そこからさらに時計欲が高まって、フランク ミュラーのヴァンガード、オーデマ ピゲのロイヤルオークなどと買い進めていきました。
その後、オーデマ ピゲのロイヤルオークを売却したことをキッカケに、より上品な印象があったブレゲを着けたいと思った感じですね

どのように興味をもち、どのように興味が移っていったのか、歴史が聞けてうれしいです!
実際にこちらの時計について気に入っているポイントは?

「ブレゲといえば、特徴的な“ラグのデザイン”と“ケースサイドのコインエッジ”が購入前からカッコ良いと思っていました。実際に購入してからは、身に着けたときの重量感と、ゴールドなのに落ち着いた印象もあって、どの場面でも着けていける時計です」

スーツにも私服にも、普段から愛用されているのですね!

「ケースサイズが42mmで存在感のある見た目も気に入っています。
あとは、時計好きのお客様とこの時計をキッカケにして仲良くなることができて、仕事の契約に繋がったこともあります。この時計が似合う男になろうとモチベーションも上がりました!

次に購入を考えている時計や気になっている時計はありますか?

「ロレックス オイスターパーペチュアル 36のグリーン文字盤がほしいです。
ドーム型のベゼルで落ち着きと品があり、ノンデイトなので文字盤がスッキリしていてシンプルで大人のカッコ良さがあるなと思ってます。36mmは細身の人にはピッタリなサイズ感で、ロレックスのコーポーレートカラーでもあるグリーン文字盤を差し色にオシャレしたいです(笑)

ありがとうございました!
時計好きの根本さんがどのようにして時計に興味をもち、どのようにして興味が移っていったのかをおうかがいでき、とても楽しい取材でした。

今後の連載でも、様々な方の素敵なエピソードを紹介していきますので、お楽しみに!

 

 

【以前の記事】
■Z世代女子【Saeの“どんな時計着けてるの”】no.001|tokyo basic car club代表 南部翔也さん
■「5〜6年探してようやく購入できました」井戸田康佑さん|no.002
■「知ってる人は知っている、そんな粋な時計が欲しかった」板谷卓さん|no.003
■テラスハウス出演。高級ブランドから引っ張りだこの石倉ノアさん|no.004
■20代広告代理店勤務の男性が選んだのは“シーマスター300”|no.005
■アパレルのバイヤーは何を選ぶ? 遊び心光るセンスのある時計選び|no.006
■ロレックス初入店で、節目の年の記念に腹を括ってその場で購入!? |no.007
■ガソリン車を愛する20代会社員【時計も車も“ルーツ”を無視できない】 |no.008
■30代女性、ロレックスのオイパペを狙っていたところ見つけた“自分らしい”時計|no.009
■20代男性がロレックスを手に入れた!訪れた人生の転機とは|no.010
■時計好き女性がたどり着いた「パネライ」。その魅力は?|no.11
■“絶対に売らない!”30代男性、思い入れある1stウオッチ“Rolex ミルガウス”|no.12

 

【菊地紗瑛 (Sae Kikuchi)】

1995年生まれ。現在東京でPRコンサルタントとして働く。美容・ファッション・ラグジュアリーなどto Cからお堅めのto Bまで幅広くPRを担当するなか、高級時計に関連したクライアントを担当したことから、時計業界に興味をもつように。
海外経験から、グローバル企業のPRを担当する機会も多い。
趣味はサーフィンと週末のパーティ。座右の銘はwork hard play hard。
Instagram:@saemeroo
HP: https://lit.link/saekikuchi

 

次のページへ >

-インタビュー, 小スライド, 連載記事
-,

PHP Code Snippets Powered By : XYZScripts.com